イヤーマフの活用!不安を軽減して自分のペースで作業する方法とは?

みなさん、こんにちは。

11月に入り、少し肌寒くなってきましたね。

寒がりのため、早々にホットカーペットとコタツを出しました。

冬支度は準備万端の生活支援員の高口です。

 

さて、今回は「不安が強く音に敏感な聴覚過敏の特性がある」

A様についての取り組みをご紹介します。

A様はコミュニケーションが少し苦手で他利用者様とは、

積極的の交流を持つことを好みません。

 

また、多彩な趣味をお持ちでプライベートを楽しみながら

エスプリに週5日通所されています。

そんなA様のエスプリでの活動は、すべてルーティン化されており、

専用の個別スペースを使用しての作業となっています。

 

A様のある1日の流れ

1 午後通所され自分のスペースで昼食

2 休憩後に洗濯当番のため洗濯

3 洗濯が終わると職員に「洗濯が終わった」ことを報告

4 パンを入れる袋にシールを貼る作業

 

上記のスケジュールに取り組みながら、分からないことは職員に質問

確認をされ必ず「終わったこと」を報告してくれます。

自分の不安や困ったことは、職員に相談することもできます。

 

しかし、ある日、他利用者のB様が大きな声で喋っていたため、

作業に集中できなくなりA様のイライラが爆発。

トラブルに発展してしまいました。

 

 

本人との話し合いで

A様が作業中に他の利用者様の話し声が気になって、

自分の作業に集中できないということが分かりました。

 

そこで、担当職員から「イヤーマフ」をつけて作業をすると

外界の音をシャットアウトできるのでは?と

提案されA様は「イヤーマフ」を使用することになりました。

 

「イヤーマフ」を使用して作業することでご本人の「苦手な音」を

シャットアウトすることができているようです。

そのため、「疲れ」や「不安」が軽減され

「リラックス」しながら作業ができるようになりました。

また、集中できているため作業の効率化にも繋がっています。

 

「イヤーマフ」を装着するようになってからはトラブルなどは、

起きなくなりました。

            「イヤーマフ」を装着して作業をされているA様の様子

 

エスプリでは、利用者様ひとりひとりの特性に合わせた

支援を行っております。

アセスメントを通してその方に合った支援方法を模索しながら

構造化支援の取組みも行っております。

それでは最後にエスプリで楽しく安心できる作業を一緒にしませんか?

 

エスプリにご興味を持たれた方、見学、体験を随時行っております。

お気軽にお問合せ下さい。お電話お待ちしております。

 

社会福祉法人 SHIP

就労継続支援B型 エスプリ

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