エスプリ とは

障害(知的・精神・身体)をもつ人を対象とした日中活動の場です。

  • 「長いスパンで一般就労を目指している」
  • 「社会とつながりをもつことで生活の充実を図りたい」
  • 「同じように障害をもった人がいる中で安心して働きたい」
  • 「生活のリズムを整えるために日中活動をしたい」
  • 「美味しいパンをつくって、自分に自信をつけたい」

パン屋という1つの空間の中で、いろいろな目的、理由をもって、さまざまな障害をお持ちの方が働いています。スタッフは、あくまでもサポート役にまわり、利用者様がパン屋の主役になるように、支援の専門性を磨きながら、個々の状態を把握して、できる部分を増やすことを目指しています。

 エスプリ とは

※注 設備や人員配置の面で、身体障害をお持ちの方はご利用ができないことがございます。詳しくはお問い合わせください。 tel:042-696-3381

エスプリ の理念

「 私たちは、商品の提供を通じてお客様へ笑顔を届けるために様々な役割から自己選択をし、スモールステップの挑戦をくり返します。そして、みんなで達成感を実感し、みんなで成長していきます。 」

「パンを通じてお客様へ笑顔を届けたい」という気持ちを胸においしいパンを作ること、店に足を運びたくなる魅力的な商品を作り続けられるよう、利用者様は技能の獲得などで日々奮闘しています。

また、誇りや自信をもてる働く場の提供ができるよう、職員はサポートしています。

 エスプリ とは

エスプリ の特徴

 エスプリ とは
利用者様がパン屋の主役になる環境を整える

エスプリでは、自信をつけていくためのいろいろな要素がそろっています。

まず、パンを作ることができる人は、日本でどれだけいるのでしょうか? 「自分はパンを作れる」ということ自体が一つの自信になります。

次に、利用者様が作ったパンが、その日のうちに販売され、お客様に購入されていくものであること。ほぼ毎日販売している秋川店の売り上げは、利用者様に報告されます。定期的に販売している老人ホームや病院売店、毎年一回ある学園祭や地域のお祭りなどへの出店では、利用者様が販売員としても活躍しています。お客様がご来店の際には、「美味かったから、また買いに来ちゃったわよ」、「わたし、これ好きなのよ」とお声掛けしていただくことも。事業開始から10年近くたち、地域に根付いたパン屋として知られています。
そして、エスプリでは、体験利用の期間中を含め、パン作りをしている作業の観察や、できていること、練習すればできそうなこと、訓練してもむずかしいことをアセスメントして、その利用者様に向いた作業の提供を考えています。

自分の強みを活かして働くことは、自己効力感を向上させ、新たな作業にチャレンジしようという気持ちを生みます。また、誰にもたよらないで、任された作業を終えられるように、写真を使ったレシピを商品ごとに用意するなどしています。それは、誰かのおかげでできたのではなく、自分のチカラでできたという経験につながるためです。

「みんなで幸せになる社会創り」がミッション

エスプリ の運営主体である社会福祉法人SHIPは、「みんなで幸せになる社会創り」をミッションに掲げる社会福祉法人です。

地域の社会問題と真摯に向き合い、その解決を目指し、東京多摩エリア(あきる野市・八王子市・立川市)および江戸川区で活動。グループホーム、生活介護、就労継続支援B型、就労移行支援等の障害福祉サービスを各エリアに展開し、放課後等デイサービスや特定相談支援事業などもおこなっています。

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